②1873年元町講義所DSCN0754 (1024x768).jpg

1873年 元町講義所

③1878年神戸第一公会DSCN0755 (1024x768).jpg

1878年 北長狭通に竣工 第二期会堂

④1888下山手の教会 (1024x768).jpg

1888年 下山手の第三期会堂

⑦1932年竣工IMG_0018 (768x1024).jpg

1933年竣工から現在に至る第四期会堂

⑨1945年軍から変換IMG_0020 (1024x768).jpg

神戸大空襲後の様子

⑪1991年都市化の中でIMG_0024 (1024x728).jpg

1991年 都市化の中にある教会

    神戸教会創立140周年 記念行事の報告

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Ⅰ-140周年教会学校記念礼拝
    日 時:2014427日(日)午前9
    場 所:礼拝堂

お話は飯直子校長、司会は渡辺伝道師、奏楽は菅根香織姉。花隈校の幼稚科・小学科・中高科、石井校の幼稚科・小学科の合同礼拝とし、当日は生徒121名、保護者その他89名の出席となった。
 お話は第一コリント3章6節「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。」との箇所より、神戸教会の140年の歴史の中にあって、多くの方々が引き継いできたその働きを覚えつつ、その背後にある神の恵みの業に心を向けることが語られた。また、神戸教会が生まれて140年をお祝いするということで、紙で作られた大きなケーキにセロファンのろうそくが140本立てられた製作に子どもたちは目を釘付けにして、共にこの時を喜ぶことができた。
 礼拝後、菅根牧師より出席者への挨拶があり、生徒全員に140周年の記念品であるオリジナル定規(銘入り・会堂デッサン付)を配り、また保護者には紅白饅頭もあわせて配布された。
 少子化が進み、教会でも子どもの数が減っていくこの時代の中で、多くの子どもたちの出席が叶い、地域とのつながりを実感しつつ豊かな礼拝の時を守ることができた。同時に、次世代への信仰の種を蒔く業として、教会学校の働きの意義を、140年の歴史の只中に立ちながら深く考えさせられる。この教会学校において、日々大きな恵みが備えられたことに感謝しつつ、その恵みに応える業をこれからも継承していくことの大切さを、共々に受け止める時となった。

 
Ⅱ-140周年記念礼拝 
    日 時:2014427日(日)午前1015
    場 所:礼拝堂
    説教者:岩井健作牧師(前神戸教会牧師・明治学院教会牧師)
    説教題:「命かお金か、本気で命を」
 説教者は神戸教会前任牧師の岩井健作牧師、司会は川勝浩執事、奏楽は瀬尾千絵姉。出席は321名(うち来賓32名)と、恵みの下にあって多くの方々と共に礼拝の時を過ごした。
 礼拝説教は「命かお金か、本気で命を」と題して、マタイ福音書19章23節~20章16節をテキストに語られた。正しさを誇る金持ちの青年がイエスの問いの前に去っていく物語、そして続くぶどう園の労働者のたとえ話から、「富」の支配から神の前の「命」に生きることが示された。その転換は、人間の力ではできないが神にはできるという、福音に依っていくことであり、同時にこの「命」が観念的な領域にとどまらず、社会的共同体の中に生きるものであることが示唆された。福島第一原発などを始めとした現実を例に出され、経済中心主義的な現代の社会構造のもつ本質とが重ねあわされながら、この社会的共同性をもつ「命」に目を向ける教会共同体としての歩みの重要性が語られた。
 現代の日本社会全体の価値観、経済中心の様々な政策の只中にあって、140年という一つの節目を迎えた神戸教会がいかなる歩みをなしていくべきであるのかを深く考えさせられる時となった。また、この時代にあって教会がその預言者的働きを求められていることを確認すると同時に、聖書の示す価値観を改めて受け止めていくことを示された。
 創立140周年を迎えるにあたり、これからの歩みの道に示唆を受ける恵みの時が豊かに備えられた。 

Ⅲ-記念愛餐会
    日 時:2014427日(日)正午~午後130
    場 所:階下講堂
    参加費:1000円(学生半額・幼児無料)
 同日、礼拝後、階下講堂にて記念愛餐会がおこなわれた。司会者は上杉徹執事、奏楽は飯謙兄。205名(うち来賓24名)の参加者となり、階下講堂がにぎわう愛餐の時となった。
 始めに司会者より歓迎と開会の挨拶がなされた。そして食前祈祷が藤井良治兄、乾杯の音頭が鈴木道也兄によってなされた。そののち、歓談のときとしてしばらくの間、食事と語らいの時が持たれた。懐かしい方々との再会など、喜びの交わりが与えられるときとなった。
 そののち、スピーチを来賓の方々と会員より頂いた。始めに元派遣神学生であった神戸女学院の中野敬一兄より、続き元神学生の工藤弘志兄、YMCAより中道基夫兄より御祝いの言葉をいただいた。また会員より元キリスト教教育主事の実習をされた山内さかゑ姉より感謝の言葉が語られた。ユーモアも交えて、歓声や笑いも起こる温かな祝福の言葉であった。最後に、皆で讃美歌Ⅰ-537を飯謙兄の奏楽によって歌い、藤村洋兄より閉会にあたっての挨拶と祈祷がなされた。
 なかなか普段の愛餐会の出席が叶わない会員の中にもこの時に共に集うことができ、また予想よりも多くの来賓の方々がこの愛餐会に出席され、教会関係者・来賓共々に豊かな交わりの時として、この愛餐会をもつことができ、感謝と喜びのうちに終えることとなった。
 この時のために、食事の用意、会場準備、また受付など、準備と当日のご奉仕に労を尽くしてくださった方々に感謝いたします。

 
Ⅳ-記念式典
    日 時:2014427日(日)午後2時~330
    場 所:礼拝堂
    講 演:野本真也牧師(同志社大学名誉教授・賀茂教会牧師)
    講演題:「この日から愛が新しい意味をもった」
 同日、午後2時より、礼拝堂にて創立140周年記念式が行われた。講演者は野本真也牧師(賀茂教会・同志社大学神学部名誉教授)、司会は渡邊智明執事、祈祷に富川浩子姉、奏楽は片桐聖子姉。出席者は200名(うち来賓48名)。
 聖書は第一ヨハネの手紙4章7~12節。神戸教会の140年の歴史の歩みが語られた。歴史の過去は後ろにあって、未来は前にあるという一般的な認識を、旧約聖書では過去が前にあり、未来が後ろにあることを語られた。そのことをふまえて、神戸教会の創立に語られた「この日から愛が新しい意味をもった」というデービス宣教師の言葉を思い起こした。歴史の様々なシーンにおいて、様々な束縛から自由を求め交わりを深めてきた中に、「愛」という言葉がリアリティーをもってきたことが語られた。私たちがその「愛」のリアリティーを見出そうとするとき、神戸教会が築いてきた営みの根源にあったものを振り返りつつ、現在化することが示唆された。
 講演ののち、森孝一氏(神戸女学院院長)、村山盛葦氏(同志社大学神学部)、西澤他喜衛氏(全国同信伝道会会長)より、祝辞がなされた。また、菅根牧師より教会の沿革が説明された。聖歌隊の合唱、金房儀子姉・阿部恩兄の二重唱、安田一則執事より挨拶と祝電の披露がなされた。
 教会の140年の歴史を振り返り、その源泉である「愛」のリアリティーが実現されていく交わりを、今思い起こし、これより歩んでいくことの大切さを感じさせられる恵みの時となった。